コレステロールは食事で調整!|知られざる栄養療法を徹底解説!
今日はコレステロールの役割やその重要性、
高すぎる場合の栄養療法について徹底解説します!
コレステロールの役割とは?
その他ビタミンDの合成にも関わってきます。
こんなにたくさんの役割があり、非常に重要な栄養素なのです。
コレステロールは食事と無関係
🔻この記事でも解説した通り、
なぜなら食品として摂取するコレステロールは2割
人間が自らの肝臓で合成するコレステロールは8割と、
後者の方が明らかに多く、
食品として摂取するコレステロールは体内のコレステロール値に大きく影響しないことがわかったからです。
コレステロールが人間の身体にとっていかに重要な栄養素なのかがわかります。
適当すぎるコレステロール基準値
それだけでは悪玉(LDL)と善玉(HDL)の値はどうなのかがわかりませんでした。
そこで新しい診断基準では、
「悪玉(LDL)コレステロールが多い場合」
:140mg/dℓ以上 が危険
「善玉(HDL)コレステロールが少ない場合」
「中性脂肪が多い場合」:150mg/dℓ以上が危険
という3つの基準のどれかひとつでも範囲を超えたら脂質異常症、
と診断されるようになりました。
しかしこの基準値は一体何を根拠にして決めたのでしょう?
私も色々調べましたが、明確なことは全く明らかにされていません。
そして3年前に週刊現代に書かれていたこちらの記事がリアル感があるなぁと思っています。🔻
「日本動脈硬化学会が定めている基準値は、血中のLDLコレステロール濃度が高ければ高いほど心筋梗塞による死亡率が高いという研究結果に基づいていますが、その決め方に明確な根拠はありません。
ある値を少しでも超えたら病気になるというものではないはずですから、国際的な取り決めで、とりあえず、『エイ、ヤッ』と決めたものが140という基準値。それをそのまま日本でも使っているというわけです」。 健康診断を受ける側にとってみれば、基準値を超えるか否かは、「患者」になるかならないかのきわめて重要なボーダーライン。それが、実際には何の根拠もなく「なんとなく」決められたものだったとは—。
週刊現代 2015年5月26日より抜粋。
事実、コレステロールが高い人は長生きで感染症にもなりずらく、低い人ほど癌の死亡者数が多いという研究結果もあるくらいです。
そもそも健康診断にコレステロールの値を測ること自体がナンセンスのようにも思えてきます。
コレステロールを下げる栄養療法
さて、
コレステロールが高いということは
体内のコレステロールの量をコントロールできない身体の状態になっている、ということですからその体内環境に目を向けるべきで、
ただ薬で値を下げればいいという問題ではありません。
それではコレステロール値が高すぎる時の栄養療法についてお話していきます!
まずコレステロールが高い原因として考えられるのが、
「ストレス」。
コレステロールの役割で、「④副腎皮質ホルモンの材料になる」と記載しました。
副腎皮質ホルモンとは、抗ストレスホルモンです。
つまりストレスを感じると、
人間の身体は抗ストレスホルモンである副腎皮質ホルモンを大分泌します。
そしてこの副腎皮質ホルモンの材料が、コレステロール。
だからストレスを感じると副腎皮質ホルモンを作るためにコレステロールが上がるのです。
検査をした時がたまたまストレス過多の時だったら、その数値の高さは一時的なものかもしれません。
次に考えられるのが、
「ビタミンC不足」。
コレステロールは排泄する際にコレステロールのままでは排泄されません。
コレステロールから胆汁酸に変換して、腸を通過して便とともに排泄されていくのですが、
コレステロールから胆汁酸に変換するためにはビタミンCが必要です。
ですからビタミンCが足りていない状態ですとコレステロールが胆汁酸に変換できませんから、血中のコレステロール値が高くなるわけです。
そして最後に考えられるのが
「食物繊維不足」。
上記に記載した通り、コレステロールはビタミンCの助けを受けて胆汁酸に変換し排泄されていきますが、実は胆汁の9割が小腸から再吸収されまた肝臓に戻ってきてしまうのです。
しかしこの時に食物繊維が腸内にあれば、
再吸収を防ぎ、便とともに排泄できるという効果があるのです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
Rumi
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